建物は旧龍池小学校を利用している。
ミュージアムの歴史京都国際マンガミュージアムは京都市と京都精華大学が共同で漫画の収集・保管・展示及び漫画文化の調査研究を目的として設立された、新しい施設です。館の運営は京都精華大学が受け持ちます。ここに収集されている漫画の点数は、2007年現在で約20万点。これからも増やしていく予定です。建物は旧龍池小学校を利用しています。学校として使っていたときの教室や講堂をそのまま活用し、地域の小学校の役割を引き継いでいます。建物は地上3階地下1階建てで、地下は資料収集ゾーン、1階はワークショップゾーン・ショップコーナー・喫茶店、2階はギャラリーゾーン、3階は研究ゾーンになっています。京都市の学校統廃合政策の結果、日本で民間が最初の小学校である龍池小学校を廃校しました。廃校跡利用として、京都市の構想は中央図書館があったのですが、紆余曲折の後、今の館の構想が浮上しました。ミュージアムでは、毎月様々なイベントを企画して、来場者のリピート化を計っています。入場料も非常に手頃なので、実際来場者の多くはリピートで来られる方が多くあります。
ミュージアムの受付。写真の右手にミュージアムショップがある。
まず受付を通ると、目にはいるのが壁一面に収納されているコミックの棚です。何気なく見ていると普通のコミックの陳列のように見えますが、近づいてみてみると世界各国から集められたそれぞれの言語のコミックなのです。アジア・ヨーロッパ・北南アメリカなどまさに世界中から集められています。日本のコミックを翻訳した物、その国で独自に出版された物色々あります。言葉は分からなくても、絵を見ているだけで何となく話の内容が分かったような気がしてきます。
そこから奥へは吹き抜けホールを通ります。そこでは訪ねていった日には、京都精華大学の卒業生の方が、漫画製作の実演をしていました。そして又そこから奥に入っていくと、教室を改装をして作ったこども図書館があります。ここも壁一面がマンガや絵本が壁一面に収納されていて、誰でもそれを取り出して読む事が出来ます。子供たちは興味を持った本を手に取り、座ったり、寝そべったりして読んでいます。この部屋の本や「マンガの壁」の本は校庭を改装した庭に持って行って読む事が出来ます。この庭は人工芝が敷き詰められていて、この上で寝そべって読んでいる人や、椅子やウッドデッキで読んでいる人もいます。
一階奥の壁一面に並べられたマンガをよくみると、、、。
2階に行くとここにもたくさんのマンガを手にする事が出来ます。1階同様、「マンガの壁」と呼ばれる壁収納にコミックがぎっしり詰まっていて、自由に読む事が出来ます。渡り廊下にもこの「マンガの壁」はあり、ゆっくり見て歩くと一日では見終わらないほどです。2階には他に「未来マンガ研究所」や旧龍池小学校の歴史を展示した「龍池歴史記念室」があります。この他にも特別なイベントを催すためのホールがあり、一年中イベントは途切れることなく催されています。この記念室は龍池小学校の歴史をビデオとマンガで紹介しています。3階の研究ゾーンは一般の人は入る事は出来ません。地下の資料収集ゾーンは過去のマンガやコミックを収集・保存をしていて、一部はガラス越しに見る事が出来ますが、手に取る事は出来ません。中には大変貴重な本もあり、思わずオークションに出品すれば幾らになるか、と不遜な考えを起こしました。
世界各国のマンガで埋め尽くされている。
京都国際マンガミュージアムはマンガという庶民的な資料を見る事ができ、とても楽しい施設です。また資料の収集・閲覧だけではなく、マンガのコンクールが開催されて、受賞作の展覧もされています。第一回の受賞者は英国の漫画家・マーティン・ハネセットさんでした。世界の子供たちが書いた一コママンガの展示などもあり、リピーターのとても多いミュージアムです。ちなみにこのミュージアムの館長は、元東京大学の解剖学者でした養老 孟司さんです。
一階奥にはこども図書館があり、子供たちが思い思いの格好で読んでいる。
元校庭には人工芝が敷き詰めらられて、館内の本を持って行って読んでもいい。
〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル
TEL (075)254-7414
地下鉄東西線「烏丸御池」駅 2番出口すぐ
専用駐車場はありません。近くに民営駐車場があります。
開館時間…午前10時~午後8時 (最終入館時刻: 午後7時30分)
入場料……大人 : 500円・高校中学 : 300円・小学生100円(20名様以上は団体割引)
※小学生未満の方および、身障者手帳等をお持ちの方は入場料は不要です。
ホームページ http://www.kyotomm.com/
宿泊施設:
京都ブライトンホテル
京都全日空ホテル
京都国際ホテル
ホテルハーヴェスト京都
京都ガーデンパレス、
宿屋西陣荘