
石塀小路はこのような石畳が続く。
石塀小路の歴史石塀小路が出来たのは比較的最近のことで、大正時代の初期の頃です。石塀小路の土地は、当初は圓徳院のの所有地でしたが、明治時代になって税金を納める必要が出てきたため、圓徳院庭園の一部を取り崩して、通り抜けの道を造りました。左の写真は圓徳院の外壁ですが、この赤レンガは外国から輸入して築いた壁で、レンガが珍しい当時としてはモダンな雰囲気を作りました。
石塀小路に入る路地には、このガス燈のような電灯が掲げられていて、すぐにわかる。
現在のような姿に完成したのは、昭和になって京都から市電が廃止されるようになって、市電に使われていた石畳をここに敷いたことからのようです。石塀小路が出来た頃には現在のように旅館や飲み屋さんはありませんでしたが、東山を舞台とした映画ロケが盛んにされた頃から、映画関係者を目当てとした旅館や飲食店などが建ち並び、現在のような姿になりました。今でもここの旅館を愛する映画関係者も多く、ここから夜には祇園に繰り出す事も多いようです。地元の方も町並みを大切に保存されています。
このような白壁の家もあり、大正期の面影が残っている。
八坂神社から南に歩き、石塀小路を目指して歩くと、右の写真がありますが、大きな建物があるわけではなので、探し出すのに少し時間がかかります。しかし、小路に入ると石畳の道が続き、町の雰囲気はガラッと変わります。自動車の乗り入れ制限があるので、閑静な雰囲気があり、ゆったりとしてそぞろ歩きが出来ます。石畳なので夏場の照り返しがきつくなく、アスファルトの道を歩いているときの、うだるような感じがありません。
石塀小路にはこのような風景がよく似合う。
それぞれのお店を覗いてみると、一見料金が高そうなところが多そうなのですが、意外とリーズナブルなところもありますが、人気の観光スポットなので、早くから予約を入れないとなかなか泊まったりすることは難しそうです。しかし一見さんお断りの無いので、早い時期から予約すれば、宿泊できます。この通りは特別な許可がないと、自動車の通行が出来ないこともあり、町の情緒を楽しむのにゆっくりと歩くことが出来ます。通りの雰囲気もさることながら、少し足を伸ばすだけで、高台寺や八坂の五重塔に行くことが出来るので、京都東山観光をするにははずせまないところです。
石塀小路の周辺地図。石塀小路の周辺には、観光地やお食事処など色々な施設があり、一日があっと言う間に過ぎる。
阪急河原町駅下車徒歩東へ15分八坂神社を目印にして、神社の正門を南に歩くとあります。
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